コンセプトブック作成までの苦悩

うがみんしょーら!!!

インターン生のみつきです!

先日、竜泉会の全拠点で職員さん向けにコンセプトブックの配布と説明をさせていただきました。

そこでこのコンセプトブック配布までのことを書かせていただきます!(お時間ある方は是非お読みになってください)

前の記事の通り、私たちは竜泉会の「理念浸透」に向けて活動しています。

今回のインターンでは「クレド」と「コンセプトブック」というものを作成することになっています。

クレドとは簡単に言うと、従業員があるべき姿(行動指針等)を記述したものです。

コンセプトブックに明確な定義はないですが、今回作るコンセプトブックは会社としてのミッション(使命)、ビジョン(未来)、バリュー(会社としての共通の価値観)を記述したものになります。

細かくは違うのですが、難しいので、バリューの部分とクレドはほぼ同じ意味だと思っていただいて構いません。

このクレドとコンセプトブックなのですが、実はちょーーーーーーーー重要なものなのです。

クレドは行動指針、従業員がどう動くべきなのかの基準になるものです。

クレドは会社の根幹の部分になると言われています

クレドは従業員があるべき姿を示したものなので、クレドを作成するには、会社のトップの層の考えだけではなく、従業員の考えを取り入れる必要があります。そのためクレドを作成するには第三者の人が介入する必要な場合もあります。今回私たちがその第三者になると思います。

でも第三者がクレドを作成していくには、トップの考えを奥深いところまで理解し、また従業員さんの声も拾っていく必要があります。とても労力のかかる作業になります。クレドを作成するために6カ月間コンサルを入れる企業もあるぐらいです。

さて、3月に入り、インターンが始まりました。

私たちはただの素人です。

一馬さん自身、私たちと成長したいと思っていただいているのでクレド作成などについての方法等は全く指示されていません。

本当にどうしよーーーーって感じで現状にたどり着くまでに本当に各々が手探りな状態でした。

2週間先にもう一人のインターン生のおとかが現地に行っていて、私は現地に合流するまでに2週間、オンラインで活動していたので現地に行けるまでの時間も自分ができる精一杯のことをしてきました!

とりあえず、色々な方法を調べました。クレド作成に関する本も読みましたし、ネットに転がっている情報もかたっぱしから調べていきました。


まず、クレドを考える時の素になるミッションとビジョンはトップダウンで考えるべきだと仮説を立てました。
それを基に職員さんがどう取り組むか(バリュー・クレド)を決めるヒヤリング、ワークショップをした方が良いなという考え方に至りました!!

じゃあまずファーストstepとして竜泉会のミッションとビジョンをしっかりと理解する必要があると思い、一馬さんに毎日ヒヤリングさせていただけることになりました。(毎日2時間電話に付き合っていただきました。おとかにも現地から現場の情報等を徹底的に共有してもらいました。本当に感謝しかないです。。。)

竜泉会がどう地域に貢献していくべきなのか、抽象的な話から具体的な話まで聞きまくりました。

奄美に来島するまでの時間を使って一馬さんやトップ層の考えは概ね理解できました。

来島してからはバリューの部分は抜きでコンセプトブック(仮とする)にまとめる作業にとりかかります。一馬さんからのヒヤリングをもとにどうコンセプトブック(仮)に落とし込んでいくかの作業です。

竜泉会が思い浮かんでいる世界を全従業員が理解するにはコンセプトブック(仮)の構成をどうするのか、そもそもコンセプトブック(仮)にどんな内容を盛り込めばいいのかインターン生の私たち同士や一馬さんも含め熟議を重ねました。

全員の心が折れそうなぐらい熟議をしました。

そして、結果として最高のコンセプトブック(仮)ができました!

一言一句の意味や、使う単語、接続詞等にも気を遣った最高の一冊です。

まだ作成できていないバリューの部分をワークショップ等で作成していきたいと思っています。

このワークショップも、短い時間の中でいかに取り組みやすくて、多くの情報を引き出せるかめちゃ考えて設計作りをしました。より多くの職員さんに参加していただきたいと考えています!

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