介護職員の処遇改善につきましては、これまでにも何度かの取り組みが行われてきました。
令和6年度の介護報酬改定においてこれまで3種類あった処遇改善加算が一本化されました。当法人におきましても加算算定を行っております。
このことに伴い、 介護サービスの情報公表制度や自社のホームページを活用して、新加算の取得状況、賃金改善以外の処遇改善に関する具体的な取組内容を公表していることです。
以上の要件に基づき、当法人における処遇改善に関する具体的な取り組み(賃金以外)につきまして、以下の通り公表いたします。
「法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化」
法人の理念やケア方針・人材育成方針を説明したコンセプトブックやクレドの配布、会議等開始時に読み合わせの実施。
「他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者、有資格者にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築(採用の実績でも可)」
職員紹介システムの導入
「職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取組の実施」
介護系専門学校の実習受け入れ、看護系専門学校及び高校の実習受け入れ、近隣小中学校の職場体験受け入れ、社協等と学校へ福祉体験の出前事業実施、法人内職員キャラバンメイトによる認知症サポーター養成講座の実施
働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援やより専門性の高い介護技術を習得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅食員に対するマネジメント研修の受講支援(研修受講時の他の介護職員の負担をするための代替職員確保を含む)
「働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対するユニットリーダー研修、ファーストステップ研修、喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等」
実務者研修受講の際は業務内で受講できるよう配慮、介護福祉士や介護支援専門員などの試験日には特別休暇を付与
「研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動」
外部講師を招聘しリーダーシップ研修(管理職・中堅職員向け)の実施
「上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ・働き方に関する定期的な相談の機会の確保」
随時・定時面談を実施、キャリアに関するアンケートを取り回答結果に沿って上位者等から面談を実施
「子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備」
育児・介護休業等規則にて規定、男性へ配偶者の出産の際の特休を付与
「職員の事情に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備」
職員の事情による一時的な限定的シフトに対応(夜勤や早出ができない等)、非常勤職員就業規則にて正職員転換制度整備
「有給休暇を取得しやすい雰囲気・意識作りのため、具体的な取得目標(例えば、1週間以上の休暇を年に⚫︎回取得、付与日数のうち⚫︎%以上を取得)を定めた上で、取得状況を定期的に確認し、身近な上司等からの積極的な声掛けを行っている」
有休消化率100%を目標、取得状況を共有し消化率の低い者が取得できるよう積極的な声掛けと調整の実施
「有給休暇取得促進のため、情報共有や複数担当制等により、業務の属人化の解消、業務配分の偏りの解消を行っている」
兼務体制の整備によりシェア業務の拡大を行い、独占業務を縮小。そのことにより、コアタイムにマンパワー拡大や病気療養、欠員者が出た際の代替職員育成及び補充
「短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施」
短時間労働者を含む全職員を健康診断の対象(健康診断料施設負担)、休憩室の確保
「介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援、職員に対する腰痛対策の研修、管理者に対する雇用管理改善の研修等の実施」
老施協テーマ別研修会、PTを招いて体の使い方研修会、オムツの業者を招いて使い方講習会、ノーリフト研修
「事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備」
事故防止マニュアルを作成
「厚生労働省が示している「生産性向上ガイドライン」に基づき、業務改善活動の体制構築(委員会やプロジェクトチームの立ち上げ、外部の研修会の活用等)を行っている」
ノーリフトケアの勉強会の実施、法人内で情報共有、リフトの導入、利用者アンケート等の効果検証を実施
「現場の課題の見える化(課題抽出、課題の構造化、業務時間調査の実施等)を実施している」
「5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実施による職場環境の整備を行っている」
「介護ソフト(記録、情報共有、請求業務転記が不要なもの。)、情報端末(タブレット端末、スマートフォン端末等)の導入」
介護ソフトやタブレット端末を導入し転記や記録の閲覧を簡素化
「介護ロボット(見守り支援、移乗支援、移動支援、排泄支援、入浴支援、介護業務支援)又はインカム等の職員間の連絡調整の迅速化に資するICT機器(ビジネスチャットツール含む)の導入」
ノーリフトケア推進の一環で移動式のリフトを導入している
「業務内容の明確化と役割分担を行い、介護職員がケアに集中できる環境を整備。特に、間接業務(食事の準備や片付け、清掃、ベットメイク、ゴミ捨て等)がある場合は、いわゆる介護助手等の活用や外注等で担うなど、役割の見直しやシフトの組み替え等を行う。」
非常勤の清掃、洗濯専門員を配置し介護職員がケアに集中できる時間を確保
「各種委員会の共同設置、各種指針・計画の共同策定、物品等の共同購入等の事務処理部門の集約、共同で行うICTインフラの整備、人事管理システムや福利厚生システム等の共通化等、協働化を通じた職場環境の改善に向けた取組の実施」
併設のデイサービスと共同で委員会を設置、運営、自社サーバーを設置し法人内での情報共有の円滑化、法人で共通の勤怠システムの導入
「㉕ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善」
「㉖地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施」
「㉗利用者本位のケア方針など介護保険や法人理念等を定期的に学ぶ機会の提供」
「㉘ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供」